2020年2月13日木曜日

Bluetoothの音声コーデック

以前の記事でBluetoothのコーデックやaptXについて少し触れたが

今回は音声コーデックについてまとめてみたいと思う。


Bluetoothで音楽や動画を鑑賞する方は『音声コーデック』という言葉を

聞いたことがあるだろう。

Bluetoothは接続する相手によって通信手段を変えている。その通信手段を

プロファイルと呼ぶ。

通信相手が音声再生機器の場合、A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)

いうプロファイルが利用される。

Advancedと名乗っていることもあって、超古い機器だと対応していないこともある。


A2DPで音声を無線で飛ばす際に音声データを圧縮変換しているが、その方式が

音声コーデックであり、その一つがaptXだ。

現在、音声データの圧縮変換方式(音声コーデック)には大きく分けて、

SBCAACaptXLDAC4種が存在する。

その違いを音質、遅延、安定(接続の維持率)で評価する。 ※個人的見解を含む

コーデック 音質 遅延 安定 特徴
SBC C C A どの機器でも対応している
AAC B C- B 対応アプリ利用で映像との音ズレを防げる
aptX A A B SBCやAACと較べると格段に音が良い
aptX LL A S B aptXの低遅延版。ほぼ音ズレなし
aptX HD S A- B aptXの高音質版。ハイレゾ対応
LDAC S+ C C 現在、最高音質。ハイレゾ対応
 最高:S > A > B > C:最低

音質だけ見ればLDACの圧勝だが、如何せん切れるし、遅延も大きい。

そのため部屋でゆっくりハイレゾ音楽を楽しむときに適している。

ちなみにLDACには3種類のモードがあり、これは音質優先モードにした場合だ。

標準モードではaptXに、接続優先モードではSBCに近い音質になる。


以前、紹介したシャープの肩乗せスピーカーFastStreamというコーデックを

利用しているが、これはaptX LLに性格は近いが、音質は落ちるというもの。

ゲームや動画を見る場合にはaptX LLFastStreamをお勧めするが、対応機器が

少ないのが難点だ。


というわけで、おっさんのお勧めはaptX。ハイレゾ音楽も聴きたい方はaptX HD

がお勧めだ。



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